プロペシアとミノキシジルの違い
2017/07/31
AGA治療薬の中でも代表的なのがプロペシアとミノキシジルで、どちらも抜け毛や薄毛を改善する医薬品として販売されています。
以下では、この2つにどのような違いがあるのかまとめてみました。
使用方法の違い
プロペシアとミノキシジルでは使用方法に違いがあります。
プロペシア⇒内服薬なので1日1錠を決められた時間に服用する
ミノキシジル⇒育毛剤なので1日1回~2回を頭皮に塗布する
「内服薬なのか外用薬なのか」というのが大きな違いです。
育毛剤のミノキシジルは、髪の毛を洗って清潔な状態にした後に適量を塗布して浸透させなければならず、ケアが面倒だと感じるかもしれません。
その点、プロペシアは錠剤を水や白湯と一緒に飲むだけなので簡単ですし、飲み忘れだけに注意すれば良いのです。
ミノキシジルに関しては飲むタイプのタブレットもありますが、副作用のリスクが高いのでAGAを治療する最終的な選択肢と考えておきましょう。
作用のメカニズムの違い
同じAGA治療薬でも作用のメカニズムが異なります。
プロペシア⇒脱毛ホルモンのDHTを生み出す酵素の5αリダクターゼを阻害して抜け毛を予防する
ミノキシジル⇒血行促進効果や血管拡張作用で発毛効果を得て既に進行したハゲを改善する
上記のように役割には違いが生じており、プロペシアが脱毛スイッチが入るのを阻止してマイナスを抑えるのに対して、ミノキシジルは現状にプラスの力を加えて直接的な発毛効果を得られるのです。
「プロペシア=守りのAGA治療」「ミノキシジル=攻めのAGA治療」と考えるのが分かりやすいのではないでしょうか。
プロペシアとミノキシジルのどちらが良い?併用はどう?
少しでも早く効果を得たい男性は、「プロペシアとミノキシジルのどちらが良いの?」と疑問を抱えます。
しかし、作用機序が異なるので比較はできませんし、どちらも日本皮膚科学会のAGA診療ガイドラインでAランクという高い評価を得ているのは事実です。
そこで、AGAを発症して時間が経過し、薄毛の症状が進行した男性はプロペシアとミノキシジルの併用をおすすめします。
・プロペシアを服用してこれ以上抜け毛が進行するのを防ぐ
・発毛促進効果のあるミノキシジルを使って髪の毛を生やす
AGA業界では定番の組み合わせで、単体で使うよりも相乗効果が期待できるのです。
ミノキシジルを含むリアップはドラッグストアでも購入でき、個人輸入代行業者のオオサカ堂からならプロペシアとミノキシジルのどちらも入手できるので、2つを併用してみてください。