プロペシアの副作用と言われる 『初期脱毛』とは
2017/07/31
薄毛対策に有効なプロペシアですが、人によって副作用が表れることがあり、そのうちの1つが初期脱毛です。
初期脱毛とは、生まれ変わりの毛が抜けてしまう症状を言います。
せっかく脱毛の治療を行っているのに、反対に毛が抜けてしまっては元も子も無いと思われるかもしれませんが、実はこの初期脱毛は、悪いことではなく、むしろ良い現象なのです。
プロペシアの副作用とされる症状とは
男性の中には、年齢を重ねるごとに、髪の毛が薄くなってきてしまう人が少なくありません。
そのような人にとって、藁にもすがる思いで使用したくなるのが、脱毛を抑止する治療薬です。
その中でも、特に効果が出やすい男性型脱毛症の治療薬の1つとされているのがプロペシアです。
髪の毛に不安を感じている人にとっては、とてもありがたい薬なのですが、残念ながら副作用のリスクを伴います。
以下の症状が主なプロペシアの副作用です。
・精力減退
・顔・唇・手・足などのむくみ
・初期脱毛
脱毛のメカニズムと、初期脱毛
人の髪の毛は、成長期、退行期、休止期と言われるヘアサイクルにより毛が生まれ変わります。
成長期とは、新しい髪の毛が生まれ、その髪の毛が成長している期間です。
退行期は髪の毛の成長が止まる期間で、休止期は抜けてしまうのを待っている期間です。
男性型脱毛症の人は、このヘアサイクルが通常よりも乱れてしまっているために、髪の毛が抜けやすくなっているのです。
プロペシアを飲んでから髪の毛がすぐ抜け落ちてしまったとしたら、それは薬の効果で新しいヘアサイクルが生まれ、次に生えてくる健康で丈夫な毛のために抜けてしまったのだと考えられるのです。
初期脱毛が起こったという事は、薬が効き始めたという確固たる証拠と言えます。
まとめ
プロペシアを使用した際に発生する初期脱毛は、健康的な髪の毛を生み出すためのサイクルを、正常に戻すために起こります。
プロペシアには、他にも副作用がありますが、少なくとも初期脱毛は悪い意味での副作用ではありません。
初期脱毛が起こっても、あせらずプロペシアを飲み続けるようにしましょう。