プロペシアを使用しても効果が得られない人の特徴とは?
2017/07/31
プロペシアを長期間使用していても、残念ながら効果を感じることができない人もいます。
それにはちゃんとした理由があるんですが、効果を得られる人と得られない人の違いは何なのでしょうか?
プロペシアは長い目で見る必要がある
残念ながら、プロペシアを飲んだ全ての男性型脱毛症の人が薄毛を治せるわけではありません。
だいたい10%の人は、何らかの理由によりプロペシアでの改善が難しい状況にあります。
その理由の一つとして、年齢による効果の違いが挙げられます。
やはり、身体を生成する力が高いとされる若い人の方が、効き目が高い傾向にあり、高齢になるほど効果の改善が見られない方が多くなります。
もちろん、若い人でも効果が出ないという報告はあります。
これは男性型脱毛症の種類による場合もあれば、ごく単純に、服用期間の短さにより効果が出ないと思い込んでいる場合もあります。
プロペシアは、ヘアサイクルが改善するまでの間、長期的に使用する必要がありますが、若い人ほどすぐに効果を期待しすぎるのかもしれません。
効果が出るまでには、少なくとも半年から1年ほど使用を継続する必要があるとされています。
逆に、1年以上の服用で改善が見られない場合は、別の手段を検討する必要があるかもしれませんので、改めて専門医に診てもらうことをおすすめします。
プロペシアの効果が見られない人は毛母細胞と毛乳頭が弱っている
プロペシアの効果が発揮されないもう一つの理由として、男性型脱毛症の症状が余りにも進行している人には、効果を発揮しないことがあります。
ここで髪の毛が生成される仕組みを説明しますと、毛乳頭が血液から栄養素を受け取り、さらに毛母細胞と言われる細胞がこの毛乳頭から栄養や酸素を受け取ります。
そして、これを養分として細胞分裂を行う事で、髪の毛が成長していくのです。
そのため、毛髪の根本となる毛母細胞と毛乳頭が活性化すれば、髪の毛は生えてくるということになります。
髪の毛が極端に薄い人は、この髪の毛を作る毛母細胞と毛乳頭が弱っている可能性が高いと考えられます。
では、この毛母細胞や毛乳頭を回復するにはどのようにするかというと、基本的に毛乳頭に栄養を運ぶ血液の流れが悪化している可能性が高いです。
血流の悪化を改善する代表的な方法は、睡眠不足と運動不足の解消、禁煙です。
日々これらを実施しつつ、プロペシアを使用することで、より高い発毛効果が得られる可能性があります。
以上のようにプロペシアが効かない人には、それなりの理由があるのですが、その原因を改善してあげることで、プロペシアの効果をより発揮させることができます。
もしも心当たりがあるようでしたら、ぜひ実践してみてください。