ミノキシジルの発毛効果を高める方法とは?
2017/07/31
男性型脱毛症の治療薬は多くありますが、その中でもミノキシジルは発毛効果の高いことで知られています。
また、CMでよく目にするリアップにも、このミノキシジルが含まれています。
ミノキシジルはフィナステリドと同様に、厚生労働省より医薬品認可を受けた薬で、ハゲや薄毛に悩む人たちを助けてくれる非常にありがたいお薬です。
このミノキシジルの効果についてご紹介しましょう。
ミノキシジルの歴史は古く、効果も折り紙つき
ミノキシジルは、アメリカのアップジョン社が開発した発毛促進成分です。
このミノキシジルの歴史は古く、1970年代から医療の現場で頻繁に使用されていました。
ただしその時は、ミノキシジルの持つ、毛細血管を拡張させて血圧を下げる効果を利用し、高血圧患者に対して経口血圧降下剤として投与されていました。
そのうち、このミノキシジルを使用すると副作用として多毛症の報告が相次いだため、これを何とか上手く利用できないかと考え、毛生え薬としての開発が進められていきました。
結果として、発毛効果があると認められ、さらに研究を重ねた後、頭髪再生用の外用医薬品として、1980年にロゲインという商品が誕生しました。
日本で入手できるミノキシジル
ミノキシジルには、内服薬と塗布剤があります。
今のところ、日本で入手できるのは塗布剤のみのようで、CMでおなじみのリアップがそれに該当します。ドラッグストアでも購入できる、日本で一番有名な発毛剤ですね。
簡単に、安全な商品を手に入れたい方は、このリアップを使用することになるでしょう。
ただし通販(正確には個人輸入)を利用すれば、海外で製造された内服薬のミノキシジルを入手することも可能です。
代表的なものに、ロゲイン、カークランド、ミノキシジルタブレット、ロテニンなどがあります。
内服と塗布の相乗効果でミノキシジルの効果倍増
日本ではリアップが、最も有名な育毛剤として幅を利かせていますが、個人的にはリアップの効果はたかが知れていると思っています。
近所のドラッグストアや薬局で手軽に買えるから、という理由でリアップを使い続けるのは、非常にもったいないです。
そもそも僕の場合、ミノキシジルの塗布剤では発毛効果が得られませんでした。恐らく、全く効果がなかったわけではないのでしょうが、薄毛に対する改善がほとんど見られなかったのです。
効果を期待できるのは、やはり内服薬の方です。
効果が得られる理由として、内服薬は血流に流れ込んで作用をするため、効果が発揮されやすいというのが挙げられます。
しかも、海外からの個人輸入で手に入るミノキシジルのタブレットは、リアップよりも安価です。
リアップの悪口っぽくなってしまいますが、国内唯一のミノキシジル配合育毛剤という立場にあぐらをかいているなと思います。
ただ、他のページで説明しますが、ミノキシジルにも副作用があり、内服薬と塗布剤では、この副作用も内服薬の方が影響が出やすいと言えます。
また、塗布と内服を使い分けることで効果が高くなるという研究結果もあるようなので、一概に塗布剤を否定するのもよくないかもしれないですね。
大切なのは、外用薬(塗布剤)と内服のそれぞれの特長を理解して、使用することだと思います。
また内服薬はもちろん、外用薬(塗布剤)にも、用法用量が定められているので、それを必ず守る必要があります。ハゲ・薄毛のあせりから、用量以上に使用しても、よい結果は得られません。注意しましょう。